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【自己流映像制作】動画をプレゼントするプラットフォーム@ダイソー

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「動画が贈れるグリーティングカード」

ダイソーさんでこの商品を見つけた時は目を疑いました。

ダイソーさんが【体験型商品】を売っている。しかも100円で。

ということに驚きを隠しきれませんでした。
面白そうな商品だし、動画関連商品だし、仕組みが気になって買ってみました。100円だし。

というわけで商品レビューではなく商品考察なのですが、下記内容について考えをまとめてみました。

◆100円ショップのバリュー
◆動画を送るというハードル
◆手紙×映像のマッチング

そして最後に、100円で商品が売れるというのはどういうことなのか、ダイソーさんの魅力をご説明します。

100円ショップのバリュー

そもそも、ダイソーさん(100円ショップ)の魅力は「その値段でその商品が買えること」だと思うのです。

つまり、モノに対する生活者の価値基準が100円ショップを100円ショップたらしめていると。
ぱっと見の価値判断がしやすいモノらしいモノ。
例えば「書ければそれでいい」ボールペンや「使えればそれでいい」マグカップ。
話題になった「シュレッダーばさみ」も、アイデア商品ではありますがあくまで「高機能なモノ」です。

使い手だけで完結する商品。いい意味で買い手が「100円のでいいや」となる商品です。

それに比べて今回の「動画が送れるグリーティングカード」はモノとしての価値を判断するのに少し時間がかかります。
使って価値を実感するのではなく、使って届けて初めて価値が実感できます。
しかも使う時点でも多少のハードルがあるので、難易度は100円クラスではありません。

その点で100円ショップたるバリューと反しているのではないかと思うのです。
買い手が利用シーンを想像しにくいので売り手側も想定しにくいはず。
※上記説明の「送る人」の登場人物の中で実際にこの商品を買うのは誰なのでしょうか・・・。
どういう統計から商品化に踏み切ったのか教えてほしいです。

動画を送るというハードル

そもそも、動画を送るという行為は手間がかかると思うのです。

この商品の表記は「送る」ではなく「贈る」なのですが、ここではあえて「送る」と表記しています。

私自身動画制作はしますが、日常的に動画付きでメッセージを送る機会はそう多くはありません。

個人向け動画プラットフォームの数は年々増えてきておりますが、まだまだ圧倒的に「写真」でしょう。
旅行に言ったら記念「写真」ですし、パーティも集合「写真」です。
動画ブームと言われる中ですが、動画を撮るということの意識的ハードルはまだある気がしています。

「俺はSNSで動画をアップしている!」と言われそうですが、頻度の問題です。
あなたのスマホの写真データと動画データの数の差がそれを表しています。

そもそも「映像に収める」行為と「動画を送る」行為の間にはいくつかの工数があります。
何を撮るか?どう撮るか?編集はするか?などなど。。
「贈る」ともなれば一段とハードルは上がるでしょう。
そもそも「動画を送付する」際の手間もあります。
・動画を撮る
・専用ブラウザに商品添付の登録IDを打ち込む
・専用ブラウザに商品添付のパスワードを打ち込む
・ログインし動画を登録する
手紙を書く以外に上記の工程が追加されます。

ネーミングはさておき、買い手が苦労する商品が売れるのだろうか?とおせっかいな想像をしてみたりしています。
どんな人が買っているのか、POSデータ見てみたいです。

手紙×映像のマッチング

そもそも、手紙という媒体は個人対個人のコミュニケーションだと思うのです。

その点で【手紙で動画が送れる】というのは現代の動画視聴態度と非常にマッチしていると思うのです。
動画は本来CtoCのメディアなのかもしれません。

体験型のコミュニケーションツールという点でも、魅力的だなと思います。

難点は受け手の手間の多さ。
受け手の手間がかかるというのは送り手にとってもハードルになりかねません。
・手紙を読む
・スマホに専用アプリをDLする
・アプリ上で動画をDLする
・指示に従い手紙にスマホをかざす
雑誌で同様の動画連動企画を目にしたことがありますが、ファン以外はアプリのDLの時点で飛ばすと思います。

本来の手紙とのギャップをどう埋めていくかがこのサービスの課題でしょうか。
実際の売れ行きが気になるところです。月間500商品が入れ替わるダイソーさんで生き残れるか。

「ダイソーさんで100円」の夢と希望

商品の考察を長々としてきましたが、ダイソーさんに体験型の商品が置かれているというのは画期的なことだと思います。

少なくともこの商品には現物以外に以下の費用が掛かっているはず・・・。

・動画を保管するサーバーの管理費
・アプリケーションプラットフォームの制作費
・1つ1つの商品に異なるQRコードとIDを付加する工賃

大した額でなくとも運用費がかかるものを100円の商品として売るのってなんかすごいと思います。
前出の通りモノ自体の価値が見えにくいのでリスク高くないっすか?と思ってしまいます。

同時に、プラットフォーム作り含めて100円でペイできるということなのだなと思います。
インターネットのサービスはそこまで安価に作れる時代になったのだと再認識しました。

上記のことを考えてみて、再度企画担当者さんに言いたい。

この商品、もう少し高くてよくない?

同様の仕組みで動画を送るサービスは他にも存在するのかもしれません。
そういったサービスをダイソーPB化しているものと想像もできます。

でも、綿のスツールが300円で売られ、プラスチックのバスケットが400円で売られている中、なぜ・・・。

ダイソーさんで100円というのは個人にとっては背中を押された気分になりますね。
動画プラットフォームは安く作れる。じゃあ自分はどんなサービスを作ろうか?と。

推理小説や謎解きゲームの中で、手紙の指示に従って進行していくという手法がとられることがあります。
「動画を見て問に答える」謎解きも面白いかもしれませんね。
ゲームブックなどで応用できそう。

なにより、手紙というアナログな手法を効率化した結果デジタルなコミュニケーションツールが現れたにもかかわらず、
デジタルなコンテンツをまさかアナログなコミュニケーションツールに乗せて届けるなんて、商品に夢がありすぎです。

この攻めた感じ、ダイソーさん最高。

今後も面白い商品を世の中に出し続けて下さい!

迫りくる動画の時代に快適な映像LIFEを!

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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