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映像制作 書評

【書評】動画2.0 VISUAL STORYTELLING

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【勘違い動画クソ野郎】

本書を手に取った理由は、amazonの商品ページで目次をザッピングしていてこの言葉に目が止まったからです。

これは誰の事を言っているのだろう?

あまりこういった強い表現を使わない私ですので、正直好きじゃないなーと思いつつ気になって買ってしまったのです。
実際には本日の19:30に手元に届いた本書を20:30には読み終えておりました。
経験と実績に裏打ちされた【動画】論。
現状分析や歴史的背景もしっかりと網羅されており本当に【動画】にまっすぐ向き合われていることが伝わってきます。
基本的な技法なども紹介されており、これから【動画】を作ってみようかなと思っている人にぜひ読んでもらいたい教科書的作品です。

【本書の概要】

書籍名:動画2.0 VISUAL STORYTELLING

著者名:明石ガクト

発行年:2018年11月

【本書の紹介】

基本的にはコンテンツメーカーの立場から【動画】時代の生き方を指南する教科書といったところでしょうか。

【勘違い動画クソ野郎】に関しては、【動画】とは何かを理解せずに【動画の時代】などと宣うべからず、ということでした。
ただ他人を罵倒する類の発言ではなく安心しました。

本書の中での【動画】の定義は【情報の凝縮のある映像コンテンツ】というもの。
独自の【動画】という言葉への解釈は面白いなと思って拝見しました。
【動画】を【映画】【テレビ番組】と同レイヤーに置き、【動画】であるかの基準はIPT(Information Per Time)によって測られるとのこと。
つまりユーザーの隙間時間に短時間で情報を伝えるのが【動画】であることの基準だということです。

上記のような【動画】論も面白いのですが、本書が教科書的であると思う理由は下記の③つの要素からです。

◆スマホ時代のコンテンツ

【動画】というキーワードを基に隙間時間の映像とはどうあるべきかを解説している。

◆映像に「思想」を

カラオケビデオを例に挙げ「誰のために」「何のために」その映像を撮るのかを説いている。

◆コンテンツを作り続けよ

クリエイター全盛の時代にチャレンジし続けることの重要性を語っている。

【動画】であってもやはり物事の本質は「時代をとらえ」「目的を持って」「継続する」ということなのだなと思いました。

私も自分の思うところ信念をもって続けていこうと思います。

【本書の所見と持論の展開】

それなりに映像の近くにいる私にとって、色々な切り口から映像に関わる経験をさせていただいております。
プラットフォーム強し!と思った時期もありましたが、やはり最終的にはコンテンツと思うのです。
テレビ朝日も2013年にコンテンツメイクに力点を置くと宣言しております。

作った経験は武器になる。

最近ふらっと立ち寄った個人経営のカフェで、従業員の方がワードか何かで作ったであろうメニュー表を目にしました。
デザイナーさんの技術には到底及ばないものですが、個人がメニュー表を自作することくらいは当然の世の中です。
最近はチェーンの居酒屋なんかでは注文もタッチパネルですし、そこに動画広告が流れていたりします。
チェーン店のそれは人件費の削減など目的は別にあるかもしれませんが、注文のプラットフォームとして使わなくとも美味しそうな映像が流れていれば注文の可能性も高まるのではないでしょうか。
ヴィジュアルパネルもこのご時世それほど高価なものではなくなってきており、メニュー表を作る技術=動画制作の技術、くらいには一般的になってくるのではないかなと思うのです。

動画が身近な存在になる世の中、奇しくも本書の内容とリンクする部分もあり書かせていただきました。

迫りくる動画の時代に快適な映像ライフを。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

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