友人にプロのジャーナリストが多くいます。いわゆる記者というやつです。
新聞だったりTVだったりメディアは様々ですが報道に携わる仕事でご飯を食べている人たちです。
自分で少し外向きに文章を書いてみてわかる。圧倒的な実力の差。
比較するのもおこがましいので敬意しかないですが、そんな知人が多くてありがたい。
ふと気になったのでラインで「どんくらい書いてるもんなの?」と聞いてみました。
一人目(報道記者)
記事数:平均1日1~2本
尺:1分半程度の原稿
二人目(新聞記者)
記事数:平均1本(出したり出さなかったり)
文字数:短くて300~400文字 長くて1500文字
三人目(新聞記者)
記事数:全部で2000~2500本
文字数:500~1200文字
担当領域も専門分野も異なるので一概には言えませんが、彼らは7年ほどそれを続けているので
少なく見積もっても2000本以上の記事を世の中に送り出している計算になります。
アウトプットの時代にこれ以上ない経験の場と言えるでしょう。
つぶしが利かないと彼らは言うけど、言語化の能力って実は一番汎用性があると思います。
彼らが圧倒的である理由は以下の②点だと思います。
①濃密なアウトプットを求められること
数もそうですが、質を求められます。背負っている看板や記事の影響力が段違いです。
単に記事数でも文字数でもなく、漏れなくダブりなく正確に。
その分取材も広く深く。角度、切り口、アイデアが満載です。
それを日々習慣的に実行している。本当にプロフェッショナルだと思います。
給料でそれをやっているんだから、尊敬しかないですよね。
②強烈なフィードバックにさらされること
批判にさらされることが多い彼ら。それだけ多くの人の目に止まるのですから当然です。
記事はネットにも拡散し、議論でさらに展開していく。
大事なのはその前です。世の中に出る前にどれだけブラッシュアップされているか。
その道のプロ(先輩や上司)から限りないダメ出しを喰らい、ノウハウを身に着けていく。
給料でそれをやっているんだから、やっぱり尊敬しかないです。
先日そのうちの一人と会食しました。
終電めがけて居酒屋を出たところ、上司からの電話で原稿のチェックバックを指示される友人の姿を見て苦笑い。
やっぱり経験は裏切らない。毎日研いでいる刃は本物です。
そんな気持ちで少しでもアウトプットを増やしていきたいですね。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。