良いことしかない!経験の棚卸には【曼荼羅チャート】が効果的です。
以前「こんな商品が欲しかった!曼荼羅チャート」のページでご紹介させて頂きましたが、就職活動生こそこのツールを使うべきです。
ワークスタイル激変の時代においても大卒での就職活動が一つの軸になることはしばらくは揺るがないと思います。
そして、就職活動において「自分だけの経験」と「身に着けた考え方」は裏切りません。
この記事では「自分だけの経験」を「掘り起こして深めるための考え方」をご紹介します。
さらに、一度使えるようになった考え方(思考ツール)は一生使える財産です。
就職活動の成功にも、その先の人生においても、ぜひ曼荼羅チャートの使い方をマスターして下さい。
使い方のアイデアは「こんな商品が欲しかった!曼荼羅チャート」にも記載しているので合わせてご参照頂ければと思います。
そもそも、就職活動とは何でしょうか?
新卒一括採用のスケジュールについては毎年話題に上がりますね。
最近は
【大学4年生の3/1~:広報活動】
【大学4年生の6/1~:採用活動】
【大学4年生の10/1:内定式】
が一般的でしょうか?
今後は政府が主導して就活ルールを作ることも発表されております。
毎年コロコロ変わると就活生も混乱しますもんね。
私の時は特殊な環境だったので従来の就職活動のスケジュールは参考にならないのですが。。
ちなみに、ビジネスとしての新卒採用の市場規模は1000億円を超えているそうです。
それだけ優秀な人材をどこも欲しがっているということでしょうか。
基本的な新卒採用の歴史や今後の見通しなどは記事がたくさんあるので割愛します。
本来企業とは適材適所で人材を当てはめて組織の最適化を計るものです。
RPGであれば最初から【戦士】【僧侶】【商人】などの専門担当を持ったメンバーでパーティを組めますが、
大卒未経験の人材にいきなり「専門性をもってフィールドでモンスターと戦ってこい」とはなかなか言えません。
※もちろんOJTなど戦場に赴くことはあったとしても。はじめは誰しも【見習い】です。木の棒を武器に戦うのです。
新卒一括採用は【総合職】としての採用が多い。つまり【見習い】として採用しておいて社内教育によって専門家に育てるということです。
とはいえ【戦士】の足りないパーティに【戦士】志望は歓迎されるでしょうし、志望企業の特性を理解することは重要です。
ただし、どれだけ目指してもイスの数は職種によって異なるのが困ったところです。時代はいつも【戦士】不足です。
※【文官(参謀)】と【武官(兵隊)】の人数に差があるのと同じですね。
この話はいずれ別記事でまとめようと思います。
それではさっそく、就職活動における曼荼羅チャートの使い方です。
いままさにワークスタイル激変の時代であり、複数の肩書を持つことがスタンダードになっております。
就職の仕方も多岐にわたっており、新卒一括採用時に失敗したとしても人生にさほど影響はありません。
とはいえ大学生活が終わって何もしないというわけにもいかない。
どうせなら目指す舟で希望のジョブに就きたいですよね。
そこで現れるのが、就職活動までの人生でほとんど経験をしたことがない【面接】です。
ないですよ、あんな長い自己紹介。スーツ着て、背筋を伸ばして、こぶしは親指を入れて軽く握る・・・。
はっきりした声で「わたくしは!・・・」後にも先にも企業面接だけです。
冠婚葬祭並みの緊張感。もう冠婚葬祭に入れてしまいましょう。人生の節目としてはありなのではないでしょうか。
少し脱線しましたが、そんな面接の場では自分の経験を相手にわかりやすく伝えなければなりません。
・自分の経験を伝える
・相手にわかりやすく伝える(=自分の経験を理解している)
いずれも自分のことをしっかり分かっていないと何も始まりません。
バイトの面接くらいは経験があるかもしれませんが、クラス替えの自己紹介とさして違いがないように思います。社長とか出てこないでしょ。
私は自分のことを自分の言葉で自信をもって話せるようになるのに、1年2か月くらいかかっております。
※私は大学3年生の5月に就職セミナーに参加し、大学4年の7月に内定をもらいました。
最初のころは経験の表面だけなぞって、かっこつけて自分語りをしていました。
全く伝わりませんでした・・。
自分すらしっかりと棚卸できていない話を他人が聞いてもそりゃ理解できません。
つまり「新卒採用まで大きな面接を経験したことがない」ということはそもそも「自分の経験の棚卸をしたことがない」ということになります。
そして、棚卸のツールに曼荼羅チャートが最適なのです。
使い方は次からの記事できっちり説明していくのでしばしお待ち下さい。
①経験の洗い出し
②経験の表層出し
③経験の深堀り(抽象)&順位付け
④経験の深堀り(具体)&順位付け
⑤経験の語り方(ストーリー)
それぞれに曼荼羅チャートを使って棚卸をしていきます。
この経験があったから、いまでも考え方ツールとしての曼荼羅チャートが使えています。
動画を作るときもだいたい曼荼羅です。
あ、動画就活なんてのも面白そう。。
アイデアから思考整理はたまたタスク管理まで、用途が無限なのが曼荼羅チャートの良いところです。
もはや曼荼羅使いのマンダラーと呼んでくれ。
迫りくる動画の時代に快適な映像LIFEを!※今回は違いますが!
ここまで読んでいただいてありがとうございました。