作ると言っても時間と手間が・・・。
前回記事で【結婚式ビデオ】①結婚式当日に流す映像を事前に作成しておくことは、
意味のあることだとわかっていただけたかと思います。
作る or 作らない なら、作ろうかなあ、と。
とはいえ・・・。
やはり正直時間もないし知見もない、というのが本音かと思います。
しかしながら、当日会場で映像を流せればいいわけですから、何も自分が手を動かす必要はございません。
今回は【映像制作の委託】についてご説明していければと思います。
私は自分の結婚式含め【自作】派ですが、それだけ知恵と経験があるからこそ、
ある程度自分の中で時間や手間、段取りの塩梅が分かっている部分も大きいです。
仕事の傍ら自分のことで精いっぱいな状態で、すべてを自分でこなすのは正直無理があります。
そんな時【お願いして作ってもらう】ことで時間の面も手間の面も大きな負担軽減になります。
※私の場合奥さんに理解があってほとんど【映像制作】のみに注力させていただきましたが、
そのほかの雑務や連絡、発注から搬入まで全てお願いしちゃっておりました。。ありがとう。。
委託のパターンは大きく下記の3つがあります。
①式場専属またはパートナー会社に依頼する
②自分で直接制作会社を探して発注する
③自分の友人・知人にお願いする
それではそれぞれについて解説をさせて頂きます。
①式場専属またはパートナー会社に依頼する
こちらのメリットは、なんといってもすべてを一括管理できること。
ただでさえ雑事の多い結婚式の準備。○○はA社、××はBさん、△△はC社・・・。
少しでも費用を節約するためこういった努力をするものですが、正直管理が煩雑になります。
連絡もスケジュール管理もまちまち。「納品大丈夫かな?」と不安になったりもします。
その点、式場関連のサービスを利用すれば、プランナーさんとの打ち合わせの前後で直接確認ができたり、
連携も取りやすいのでストレスなく委託をすることができます。
設備や再生フォーマット、式場ルールも熟知しているので任せておけばよいというのは安心感があります。
式場との関りが深く映像の雰囲気が会場と合っていたり、映像のプロなのでクオリティも問題ないはずです。
また、紹介の手前ある程度のわがままも許容してくれるかと思います。
ただし、お値段はそれなり・・。原価の調整が難しいのであまり交渉の余地のない項目だったりします。
というわけで、あくまで個人的に評価をするならば、
・値段の安さ:× 式場の中間マージンも入るので正直高いです。
・制作自由度:△ ある程度のフォーマットはありますが、多少のわがままは聞いてくれるでしょう。
・クオリティ:◎ 会場を知り尽くしているので安心です。
②自分で直接制作会社を探して発注する
こちらはネットで検索するとかなりの数の受託会社が出てきます。
値段やクオリティ、スピードなどそれぞれに強みとしているポイントがあるので注目して頂ければと思います。
内容も、担当者がついてサポートするサービスから、フォーマットを選んで写真を送るだけ!という手軽なサービスまで様々。
事前に吟味検討したうえで完成のイメージをつけやすいのはメリットですね。
ビジネスですから準備も段取り良く進めてくれると思いますので、新郎新婦の手間も最低限で済むかと思います。
ただし、あくまで外注ということもあり、制作意向への制限は多いと思います。
受託会社側も毎回企画から考えるわけにはいきませんので、フォーマットはありものをベースにする事になります。
また、基本的に自分が式場と委託会社の間で窓口にならないといけませんし、双方の認識違いなどが発生した場合は調整の手間が発生してしまいます。
事前にすり合わせなければならない事項やルールをしっかり確認することがカギになります。
というわけで、あくまで個人的に評価をするならば、
・値段の安さ:△~〇 格安サービスなどもありますが、音楽のチョイスやスピード仕上げなどで高くなる場合があります。
・制作自由度:× 基本テンプレートはいじれない、修正対応は1回まで、など制作条件が付く場合が多いです。
・クオリティ:〇 事前に自分に合った制作会社を選べるので、期待通りのものが完成する可能性は高いです。
③自分の友人・知人にお願いする
こちらは何といっても制作の自由度!
周りにそういう人がいるのかという問題と、かかる負担は少し増えるかもしれませんが、
制作者の技術レベル次第で希望に合ったものが作れる可能性は大きく広がります。
企画~納品まで希望を伝えながら進められますし、テンプレートの縛りも修正対応の回数制限もない。
最低限のルールさえ守っておけばあとは自由です。 ※ルールは会場に聞けば教えてくれます。
何よりお手元にある見積から、ごそっと大きなお金が浮いてくれます! ※最大のメリット!
身近や紹介でお願いできる知人がいるのであれば、全部とは言わず手伝ってもらうのも手でしょう。
一生に一度なのですから、申し訳ないと思わずに笑。喜んで頑張ってくれるはずです。
※ちゃんと御礼があればさらに嬉しいです。時間と手間に対する評価はしてあげて下さいね笑。
というわけで、あくまで個人的に評価をするならば、
・値段の安さ:◎ 依頼者の善意ですが、基本的にはかかりません。
・制作自由度:○ 希望~納品対応まで、基本的にはお願いすれば叶うと思います。
・クオリティ:△ こちらは制作者の技術次第で変動しますが、任せる相手がプロでなければ厳しいでしょう。
いかがでしょうか?
①~③それぞれにメリットとデメリットがありますので、自分たちの思いとスケジュールを鑑み
納得のいく方法を選んでみて下さい。
最後に1点だけ注意点です。
委託で負担は大きく減るが・・・
何もしなくていいというわけにはいかないのが現実です。
どのサービスを使っても新郎新婦の準備の手間はゼロにはなりません。
写真の選定・順番の指示・コメントの指示・場合によっては紙の写真のデータ化・・など。
これは新郎新婦でしかできない作業ですので、そこは楽しんでやれるといいですね。
さて、次回からは【自作】について、映像ジャンルごとに紐解いていければと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。