◆TOPICS◆
①【マーケ】やってはいけない!インフルエンサー活用の失敗例。
②【EC】オンラインショップならではの福袋に期待。
③【EC】幸楽苑の動向に注目!ECの成功はどこにあるのか?
今回より主眼を変えて、広告ニュースに特化した最新記事のレビューをお伝えできればと思います。1日3記事で1年後に1000を目指します。
1/15(火)
①インフルエンサーマーケティング、最悪な7つの失敗例 2018
記事元:DIGIDAY
問題の本質を事例をもとに紹介している記事である。
全てがインフルエンサー起点の問題ではないという点も重要だ。
7つの事例から導かれるキーワードとしては、
・ブランドセーフティ・契約・リスク管理・スポンサーの不祥事・ガイドライン違反・誇張広告 といったところに集約される。
わりと広告周りではなじみのあるキーワードで、そういったリスク管理の為の広告代理店という側面がやはりあるのだと実感する。
当たり前のことを当たり前にこなす。
個人でできる裏技っぽいやり方をしていたらどこかでひずみが来るのは当然だ。
だが、倫理的にあってはならない動画を投稿しPVを稼ぐ荒らし屋も世の中には存在する。彼らが稼げているのもまた事実だ。
どうにかして早く淘汰されてほしい。
②2019年:福袋も実店舗からネットへ【Criteo調べ】
記事元:ECのミカタ
記事内には実店舗とネット購入に比較は書かれているものの、昨対の数値がないため移行しているような書き方はいかがなものか。
また、オンラインショッピング経験者のみをn抽出しているので、ネット購入に偏るのは仕方がない。
しかも実績ではなく2018年末に行った意識調査というから何のために出したデータなのかよくわからない。
と、リテラシー的にこれをもって提案の柱とはしにくいデータであるが、実感値とは少し異なる記事だったので引用しておく。
Z世代が実店舗を重視する傾向にあるというのはトレンドだ。
とはいえ、ECで福袋を買う、という行動が起きているのも事実。
結論としている「福袋購入が日本人にとって一大イベント」という点は同意だ。
ECだからこその【商品選択型福袋】や【XXL向け福袋】など、ロングテールを狙った商品開発が進むと面白いのになと思う。
③ラーメンチェーン幸楽苑HDがECモールに再出店した意義
記事元:財経新聞
年始早々に話題をかっさらった幸楽苑。その後の動きも気になるところ。
きっちりと話題を投入してくるあたりはコミュニケーション戦略への造詣がうかがえる。
とはいえ、ラーメンで出た損失をラーメンで埋めることは果たして可能か?
仮にも【安い】を謳い文句にしているラーメン屋である。
ラーメンという商品特性上、ECに求められるのはギフト的な特別感な気がする。
そこでどう戦うのかと思いきや、店頭価格よりも高い【ラーメン+餃子】のセットが売り上げ倍増とのこと。
他のラーメンと横並びになった時の価格メリットが大きいという事か?
消費者の意向が知りたいところである。
以上。
ここまで読んでいただきありがとうございました。