曼荼羅チャートを使った【経験の表層出し】について
根気強い我が読者の皆様は心優しくも前回の記事でタスクである、根も葉もない「書き出す」という行為を行って頂いたと思います。
まずはコミュニティについて。
少し自分の歴史を思い出せたかなと思います。
全5回でお送りする記事の中で、今回は【②経験の表層出し】にフォーカスしていきたいと思います。
①で「いつ」「どこ」②で「なに」を洗い出してくというイメージでしょうか。
5段階の経験の洗い出しによって、曼荼羅チャートが思考ツールとして定着すれば幸いです。
①経験の洗い出し
②経験の表層出し ☆
③経験の深堀り(抽象)&順位付け
④経験の深堀り(具体)&順位付け
⑤経験の語り方(ストーリー)
まず、前回のタスクによって、自分が【いつ】【どこ】にいたのかが思い出せたかと思います。
・ボーイスカウト
・○○中学校
・○○高校
・○○大学
・アルバイト
・海外留学
・・・
【例】
基本的に過去にさかのぼるほど経験は色あせていくので、語るべきは最近のことがベターですが、
ここではルーツとなった経験や自分の生い立ちを再認識する意味もあるので直近で固める必要はないです。
また大枠でこれまでの人生を振り返るというフェーズなので、細かいことは考えなくて大丈夫です。
あとで嫌というほど細かいことを考えて頂きます。
次の段階は、その所属コミュニティで、自分が何をしたのか?ということを洗い出していきます。
いま出した各項目を次の曼荼羅の中心に置き「何を」経験したかを周りに書いていきます。
とりあえず思いついた順でOK。
これをすることで、少なくとも8×8の計64個の「やったこと」が洗い出せます。
なかなか思いつかないかもしれませんが、ここが一番重要なのできっちりすべて埋めるようにして下さい。
行事もいろいろとあったでしょうから意外と思いつき始めると書ききれない位出てくると思います。
十分に描き切ったと思ったら、次の【③経験の深堀り(抽象)&順位付け】に進んでください。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。